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運動APIのカロリー:MET値の計算方法

2026-09-10 · 7 min

ある運動の消費カロリーは、そのMET値から一つの式で求まります。kcal = MET × 体重(kg) × 時間。METは安静時代謝の倍数なので、3.5 METの運動は座っているときの3.5倍を消費します。入力は動作のMET、本人の体重、時間の三つだけです。FitExerciseDBは1,324種目すべてにMET値を持ち、同じリクエストの中で計算まで行うため、クライアント側で古くなる係数表を抱え込む必要がありません。

In short

  • kcal = MET × kg × 時間。セッション合計は MET × kg × 分数 ÷ 60。
  • METは安静時の倍数:1 METが座位、3.5 METが軽い腹筋、8 METがランニング。
  • 体重は必須。体重を聞かずにカロリーを返すAPIは推測しているだけ。
  • GET /v1/exercises/{id}/calories?bodyweightKg=80&minutes=30 が数値を直接返す。
  • MET表は集団平均。結果は測定値ではなく推定値として扱う。

MET値とは何か

METは代謝当量(metabolic equivalent of task)の略です。1 METは静かに座っているときの消費エネルギーで、体重1kgあたり毎分およそ3.5ミリリットルの酸素にあたります。各活動はこの基準の倍数として表され、ゆっくり歩くのが約3 MET、腹筋が3.5、速めのランニングが8以上です。

数値はCompendium of Physical Activitiesに由来します。研究者が酸素消費量を測定して維持している参照表です。フィットネスアプリがMETに収束するのはこのためで、ベンダーの独自指標ではなく、動作ごとに測定・公開された定数だからです。

消費カロリーの計算式

FitExerciseDBが使う換算は次のとおりです。

kcal = MET × 体重(kg) × 時間

分単位ならMET × kg × 分数 ÷ 60です。1 METを体重1kgあたり1時間で1kcalとみなす、一般的な簡略式です。3.5を掛けて200で割る資料もあり、その場合は約5%多くなります。APIが返すのはより単純なほうの値で、下の例もそれを使います。

入力出所
MET種目データ、公開された定数
体重(kg)ユーザー、唯一の個人データ
分数そのセッション

計算例

腹筋(MET 3.5)を体重80kgの人が30分行う場合:

3.5 × 80 × 0.5時間 = 140 kcal、1分あたりおよそ4.7 kcalです。

同じ動作でも体重60kgなら3.5 × 60 × 0.5 = 105 kcal、1分あたり3.5 kcalになります。差は完全に体重によるもので、体重を聞かずに単一の数値を返すAPIが両者に対して正しくあり得ない理由です。

1リクエストで取得するには

クライアントにMET表を持たせて自前で計算する代わりに、数値そのものを要求します。

GET https://api.fitexercisedb.com/v1/exercises/0001/calories?bodyweightKg=80&minutes=30
Authorization: Bearer <あなたのキー>

レスポンスにはキロカロリーと使用したMETの両方が入るので、推定値とその根拠を同時に表示できます。各種目の詳細にも met、caloriesPerMinute、averageCaloriesPerHour と、上記エンドポイントを指す _links.calories が含まれ、エージェントにとって自己記述的なAPIになっています。

無料枠はカード不要で1日10リクエスト。詳細はAPIドキュメントにあります。

MET推定の精度は

あくまで推定であり、そう提示すべきです。MET値は集団平均であり、体力、体組成、フォーム、そのセットで実際にどれだけ力を出したかを反映しません。同じ体重の二人が同じ動作をしても大きく異なり得ます。

  • 向く用途:種目の比較、セッションの組み立て、相対的な強度の提示、数週間の傾向。
  • 向かない用途:臨床・栄養レベルの精度、ユーザーが医療数値と受け取る表示。
  • UIに明記する:「推定」と表示すること。誠実であり、アプリストアが健康機能に期待する扱いでもあります。

参照値はCompendium of Physical Activitiesで公開されています。

これで作れるもの

カロリーが1リクエストで手に入るなら、有用な機能は小さくまとまります。種目を追加するたび更新されるセッション合計、週次のエネルギー推移、同じ筋群でMETの高い代替種目の提案、カロリー目標に沿ったプラン。すべて同じ三つの入力に立脚します。

データは種目データベースで確認でき、無料キーは料金ページから取得できます。

関連ガイド:種目レスポンスの全項目と検索と言語。 ビジュアル素材は別の商品です:ExerciseDB GIFの購入と埋め込み。

FAQ

MET値から消費カロリーはどう計算しますか
kcal = MET × 体重(kg) × 時間 で求めます。3.5 METの種目を体重80kgで30分行えば3.5 × 80 × 0.5 = 140 kcalです。
フィットネスにおけるMET値とは
代謝当量、つまり安静時消費エネルギーの倍数です。1 METが座位、3.5 METが軽い腹筋、8 METがランニング。値はCompendium of Physical Activitiesに基づきます。
運動APIはカロリー算出に体重が必要ですか
必要です。エネルギー消費は体重に比例するため、同じ動作でも体重が重い人ほど消費が明確に増えます。体重入力のないAPIは平均値を返しているだけです。
カロリーを直接返す運動APIはありますか
FitExerciseDBが対応しています。GET /v1/exercises/{id}/calories?bodyweightKg=80&minutes=30 がキロカロリーと使用METを返します。1,324種目すべてにMETがあり、無料枠はカード不要です。
METによるカロリー推定は信頼できますか
集団平均なので、種目の比較や傾向の把握には有用ですが、個人に対して正確ではありません。推定値として表示してください。